契約社員で採用してはいけない理由
よほど名の通った大企業である場合はのぞき、契約社員で働きたいと思う労働者はどのくらいいるでしょうか?にもかかわらず、新聞の求人広告や求人誌には「契約社員募集」の文字が躍ります。
なぜ契約社員を募集するのか(採用する側のメリット)
だいたいの採用する側の思惑はこうです。
1.契約更新時に解雇が容易である。
2.賞与や退職金が不要あるいは正社員より格段に少なくできる。
この2点が大きな理由です。
都合良く労働者を働かせようという心が見え隠れしています。「契約更新があるからまじめに一生懸命働いてもらえる。」という意見もありますが、そんな社長の会社は契約更新のない正社員は適当に働いていると社長自ら認めているのでしょうか?
契約社員のデメリット(採用する側の)
1年たてば、その社員には1年分のコストがかかっています。その方を解雇(いや、契約未更新)して、新たに人を雇えば、また一から教育し直さねばなりません。また、応募者の立場で考えてみると、一番先に書いた「契約社員で喜んで働きたい」と思っている人はいません。いたとすれば「非常に能力の高い方(=来年は給料を倍取れる様な方)」でしょう。そんな方は自分から更新しないでしょうね。
今後人手不足が見込まれる中、ではどうするか
会社が成長するためには「ヒト、モノ、カネ」のなかでも、まず、人です。いつまでも、「契約社員でしか働けない人」に頼っていては成長は望めません。会社の制度を整え、社員とともに成長目指していくのが最も繁栄に近づく道だと考えます。
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