算定基礎届けを提出して、しばらくすると「標準報酬決定通知書」が送られてきます。
それを見て、保険料率表と照らし合わせて従業員に標準報酬月額と保険料を知らせる通知を作成して通知しなければなりません。標準報酬月額については年金機構から来た物をそのまま渡してもいいのですが、一応見本として次の物が年金機構に例示されています。
法的義務は、標準報酬月額を通知すれば事足りますが、従業員としては保険料がどうなのかの方が知りたいところです。保険料を通知するためには標準報酬月額から保険料を調べなければなりません。労務管理ソフトをお使いの方はすぐに出てきますが、そのようなソフトをお使いでない場合はいちいち保険料一覧表から調べなければなりません。これはかなり面倒です。
そこで以下のような物を作成しました。
こちらのシートでは氏名、生年月日、報酬月額または標準報酬月額をいれると保険料の通知書が作成できます。
ただし、このシートは保険料額表を読み込んでいますので保険料の変更があるたびにメンテナンスが必要です。
このシートを作成するにはVLOOKUP関数さえ使えれば作成可能ですのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
神奈川県の方は2021年9月現在はこちらのシートをそのまま使えます。尚、ご使用は自己責任でお願いします。